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愛のひと
イングリット・フジコ・ヘミングのチャリティコンサートへ行ってきました。
とても大好きなアーティストの1人で、
いつか彼女の音に生で触れてみたいと思っていたのですが
震災から1年の今年、「震災できずついたすべてのひと、どうぶつたちに」と
津波で大きな被害を受けた町のひとつ、多賀城でコンサートが開かれました。
収益金はすべて、NPOを通して動物救護にあてられます。

多賀城は当時津波でたいへんな地獄をみて、
被災後の凄惨な現場の様子をよく知っていたので
会場への道中、正直胸が苦しくて悲しい想いに襲われました。
当時は無我夢中でいたため、痛みに鈍かったのでしょうか。
1年経ってから「あ、こんなに傷ついていたのか…」と気づくことが多いです。

コンサートは満員御礼。たくさんの方がいらしてました。
薄暗いホールの真ん中に、ぽつんとグランドピアノが置かれていて
その空間だけ、静かな夜の月明かりに照らされて、浮かび上がっているようでした。

彼女が紡ぐピアノの音色は金色の糸のようでした。
彼女から溢れた色とりどりのひかりの粒が、溢れ、こぼれ、瞬き、沈み、
弾け、空気をきらきらと彩っていく。
まるで、ピアノの音色で一枚の絵画を描いているような
そんな魔法のような時間でした。

わたくし長年、ピアノの音を愛してはおりますが
たった1音で涙がこぼれたのは、うまれてはじめてでした。
とてもとても、深い愛を持っている人でした
感動しました。すばらしかった。幸せでした。
たとえひとときでも、彼女と同じ時代に生きれてよかった。
きてくれて、本当にありがとう。

彼女の18番であり、わたしも大好きな曲。
彼女の人生そのものだと思う。
F.リスト「ラ・カンパネラ」

彼女から貰ったひかりの欠片が胸の中から消えないうちに、手を動かしたい…!
| - | 17:24 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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